花と緑の相談コーナー

サンパチェンスの鉢植えが大きくなって豪華に育ってきました。これからの水やりについて教えてください。

初夏になって気温が高くなるにつれてサンパチェンスは生育が旺盛になります。水やりと施肥は欠かせない管理の一つです。株が大きくなるにつれて、葉からの水分蒸散が多くなります。鉢土の表面が乾いてから、十分なかん水が必要です。基本は鉢と同じ容量の水をやります。鉢土が乾き始めても夕方まで葉が萎れない時は、翌朝に水をやります。ひどく萎れた鉢は日中でも夕方でも水をやり、葉水をして回復を図ります。置き場所は陽の良くあたるところの方が生育良好です。
また、緩効性肥料の置き肥をやったり、1,000倍液肥を10日に1回の間隔で与えて肥料不足にならないように管理してください。
この時期は、オンシツコナジラミが大繁殖するので、これを撲滅するのが長期栽培のコツです。毎日観察して白い成虫を見つけたら、根気良く農薬を散布（卵には効きません）してください。