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サケの飼育記録

サケの飼育記録

「あさひかわ子どもの水辺協議会」では、次代を担う子どもたちに、川の大切さやサケの一生を学ぶことによって命の尊さを知ってもらうことを目的にして「サケの稚魚放流」を行っています。
 今年も、放流する稚魚の飼育を始めましたので市民の皆様にその様子をご覧いただきたいと思います。

| 12月14日 | 12月21日 | 12月27日 | 1月3日 | 1月5日 | 1月9日 | 1月12日 | 1月22日 | 1月30日 |

| 2月15日 | 2月22日 | 2月23日 | 3月8日 | 3月16日 | 3月20日 |

平成30年3月20日(火曜日)

旭橋の近くにサケの稚魚を放流しました。
 ここは毎年秋にサケが帰ってきて卵を産んでいるところです。
 放流したサケの稚魚のうち、1尾でも帰ってきて卵を産んでくれたら、そのサケがまた卵を産んで、命が次々繋がって行くことでしょう。
 いつか旭橋の上からたくさんのサケが見られる日がくることを願っています。

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2017年10月 旭橋上流 2012年10月 旭橋下
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テーブルの上には、稚魚の入ったコップと大人になったサケのぬいぐるみがあります。
小さなサケの稚魚が、十数倍の大きさになって帰ってくることに驚きます。
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サケはこのように旅をします。多くは3年~4年でふるさとの川に帰ってきます。

平成30年3月16日(金曜日)

今は立派な稚魚に成長したサケたちを、そろそろ川にはなす時期がきました。
 2つの水槽で飼育していたサケを大きさで分けます。 大きさが4㎝以上で重さが0.7g以上のサケたちを来週放流する予定です。
 川の水が冷たくてサケたちがビックリしないように、放流日までに水槽の温度を川の水温にあわせておかなければなりません。

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このサケは尾びれまで入れると4.7cm。 重さは0.8グラムでした。
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川の水温を調べたところ5℃でした。 水槽の温度を毎日少しずつ下げて5℃にあわせます。

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平成30年3月8日(木曜日)

エサを食べるのが上手なサケとそうでないサケで、身体の大きさに差が出てきました。
 みんながエサを食べているときでも、隅の方でボーっとしていて、エサがなくなってから探し回っているサケもいます。
 そんなサケがいるときは、もう一度エサをあげるのですが、厳しい自然界に出たら生き残っていけるかどうか心配です。
 今のうちに少しでも体力をつけさせてあげます。

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身体の太さの違いがはっきり エサを食べるのが上手なサケのお腹
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みんなエサを食べているのに、そんなところで何して
いるの?
今から行ってももうエサは残ってないよ
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自然の川で産まれ育ったサケは、厳しい環境の中で生き残った精鋭ぞろい。
その中でもさらに強いサケが最後まで生き残り、強い遺伝子を持った子孫を残していきます。
私たちの育てているサケの中から、そのサケたちに加われるのはどれくらいいるでしょうか。

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平成30年2月23日(金曜日)

エサをあげるようになると、サケ達が人の姿を見て寄ってくるようになりました。今まで私が部屋に入ると石の隙間に逃げ込んでいたというのに、人がいるとエサが得られることをすぐに学習したのですね。待っているのが分かります。でも今はエサに慣れさせるために少しずつしかあげません。サケ達の不満そうな声が聞こえてきそうです。

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酸素が不足しないようにエアポンプも入れました。 先を争うようにエサに飛びつきます。
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もうちょっと待ってね。

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平成30年2月22日(木曜日)

お腹の栄養袋(さいのう)がなくなったサケもいるので、昨日からエサをあげて様子を見ています。
 サケの飼育はここからが大忙し。エサは1日にほんの少しずつを2~3回に分けて与えます。残ったエサやサケのフンは水を汚してしまうので溜まったら取り除きます。寒い寒いサケの飼育室に1日何度も通わなくてはなりません。

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エサがにおいで分かるのか、水面に集まってきます。
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水槽の石を取ってスッキリ! これで掃除がしやすくなりました。
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平成30年2月15日(木曜日)

成長の速いサケ達。お腹の袋がどんどん小さくなって、すっかりスリムになりました。
 (一部の職員はサケが羨ましいと言っています)

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袋はまだ完全になくなっていませんが、横から見るとほとんどわかりません。
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そして遂に浮上して泳ぐサケが出てきました。もうすぐエサが必要になるというサインです。

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平成30年1月30日(火曜日)

今のところ、すべてのサケが順調に育っています。ふ化したばかりの時はもやしのようだったサケ達も、すっかり魚らしい姿になりました。

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ふ化して5日後のサケ達 現在のサケ達。お腹の袋が重くてまだ上手に泳げません。

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平成30年1月22日(月曜日)

寒いです!サケを飼育している部屋の温度は昼でもマイナスです。水槽の水は水槽用クーラーで7℃に設定しているので、部屋が暖かくても寒くても水温は一定しています。
 「なら、暖かい部屋で飼育したら?」と思われる方もいるでしょう。しかし、もし機械が故障したり停電になったりした時、部屋が暖かいと水温が上昇してサケが全滅する可能性があるのです。水温が下がっても水が凍らなければサケたちは生き残れます。

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室内の温度計 水槽の水の温度
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寒さに強いサケたち。順調に成長しています。 それを観察する人間の方は寒さに弱いので震えています。しかし、1尾でも死んでいるとカビなどが他のサケに移ってしまうのでチェックはかかせません。

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平成30年1月12日(金曜日)

泡がまだ少し出ています。1日に水槽の5分の1ずつ水を替えていましたが、3分の1くらい替えた方が良かったかも知れません。今朝の水替えでようやく泡がなくなりました。

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昨年度までは60㎝水槽に100尾ずつ飼育していましたが、今年度は50尾にしているので泡の量が驚くほど少なかったです。
それでも水の汚れには注意しなくてはなりません。

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平成30年1月9日(火曜日)

1月3日から6日の4日間で全てのサケがふ化したので、水替えを行いました。
 なぜ水替えが必要かというと、サケが卵を溶かすために出した「ふ化酵素」で水面に泡が発生するからです。泡が出なくなるまで毎日少しずつ水を取り替えます。

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無事に全部ふ化したのでひと安心。
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サケたちを刺激しないよう水面の泡を静かにすくいます。
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水を補充する時は3℃以上の水温変化がないよう気をつけ、水道水は1日くみ置きます。
今年は空き水槽があるため、飼育用と同じ温度に設定し、その水を使っています。

先日漫画家のかじさやか先生からサケ豆知識をいただきました。

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平成30年1月5日(金曜日)

夕方までにほとんどのサケがふ化しました。水温は5.9℃、積算温度は482.5℃。

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残りは4粒です。
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透明な球体は卵のカラです。

ふ化の瞬間の動画です。(約1分)

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平成30年1月3日(水曜日)

サケの卵50粒のうち、4粒がふ化していました。水温は6.2℃、積算温度は470.4℃です。
 過去の飼育記録では、最初のふ化が始まってから3日間でほとんどの卵がふ化していますので、この後も次々ふ化していくでしょう。(※ふ化・・・卵から出てくること)

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ふ化したばかりのサケはお腹にオレンジ色の袋を持っています。
この袋がついている間は「仔魚(しぎょ)」と呼びます。
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仔魚(しぎょ)の体長は2.2㎝くらいです。

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平成29年12月27日(水曜日)

サケの卵というとスーパーで売っているイクラを思い浮かべると思いますが、飼育しているサケの卵は生きているので時々動きます。
 動いている様子を動画でご覧ください。

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卵を観察する時以外は黒いカバーで水槽を覆って暗くしています。
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自然の川のサケの卵は、砂利に覆われた暗い場所にいるので 人が育てる時も水槽を暗くするのです。

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平成29年12月21日(木曜日)

卵はすべて順調です。薄く透けていているので、目がはっきり見えます。

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卵は自分で移動するので、いつの間にか重なっていました。

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平成29年12月14日(木曜日)

「さけ・ます内水面水産試験場」より発眼卵50粒の供与を受けました。
 採卵月日10月30日・発眼月日12月1日・前日までの積算温度は340.4℃。
 3週間前から水を入れて循環させていた水槽に卵を移し、飼育を開始しました。

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受け取る時はこのように網に入っています。クーラーボ
ックスに入れて運びます。
飼育には温度管理が一番大事なので、水槽にはク
ーラーとヒーターを設置しています。
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卵が落ち着けるよう石で囲み、自然の状態に近づけています。

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平成29年度サケの観察日記(旭川市土木部公園みどり課)

主 催 あさひかわ子どもの水辺協議会(事務局 旭川市土木部公園みどり課) | ホームページ |
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